不定愁訴(ふていしゅうそ)

理由がわからない「体調不良」になったときに、「メンタルが弱っているかも」と相談にこられる方がいらっしゃるのですが、

ケースバイケースではありますが、
過度の悩み事などがない場合は、
「まず、病院で受診してください」とお伝えしています。
メンタル面はその次です。

「不定愁訴(ふていしゅうそ)」とは
原因がはっきりしないが、なんとなく体調が悪い状態のことを指します。
原因がはっきりしないために、周囲に理解されにくいため、不安になってしまいます。
主な症状としては、だるさ、頭痛、めまいなど身体的な不調と、イライラ、気持ちが落ち込む、不眠など精神的な不調などがあります。

ホルモンバランスや生活習慣、など、自律神経が不調が原因とも言われますが、まず、病院へ行き、医師に相談してください。

私も昨年、半年ほど「不定愁訴」の時期がありました。
病院にいっても原因不明。
しかし、だるくて仕方がない。
とくに「集中する」ことが難しく「考え事」など5分くらいしか続かず
「ヤバイ!!」と思いましたが、

危機管理として「元気なときに対策」をしていました。
どうしても具合が悪いとき
1.「契約したクライアント様の仕事のみ」
2.場合によっては休業宣言(悪化するまえに選択)
3.完全休業(好きなこと&できることをする)

1.を選択。
面白いことに、セッションなど、話をしているときは、体調は問題なく、元気なんです。
それが「不定愁訴」です。と医師にも言われました。

あとは、のんびり、映画をみたり、本を読んだり、スポーツ観戦したりと、気持ちが外へ向かうように心がけていました。

今、振り返ると「あの騒ぎはなんだったのか?」というほど元気です。

ですから、原因がない不調は、自分のメンタルの弱さだと思わずに、まずは受診をお薦めします。