原作:「風のカフナ」著:ソフィ=シュイム 訳:濱田泰登 画:泉光
貧民街で差別を受けていた本好きの少年シオ。ある日、憧れの図書館の司書と出会い、司書になることを目指し、本の都・アフツァックへ。本の力と知識を学び成長していき、やがて世界を変える物語。
物語も書籍を中心に人物、種族、思想、政治、支配者を転覆させようと謀る者たち…それぞれが交錯していて物語が複雑で立体的。
中世ファンタジーであっても、今、まさに情報過多な現代社会にも通じる内容。
文字は多いけど、難しいこともわかりやすく説明してくれるので、読みやすい!
作画も背景までしっかり書き込まれているしとっても綺麗。
因みに、原作「風のカフナ」著:ソフィ=シュイム 訳:濱田泰登という本は実際は存在しない?!
検索では出てこないよ^^b
そして4巻でソフィ=シュイムと名乗る人が‥‥。
最後にこのあたり回収するのかな?
図書館の大魔術師 8巻
アフツァックに突如現れた巨大な精霊。
しかもこの精霊、強制的に人の支配下に置くことができる、
現代では存在すら許されていない呪具「使役の輪」が装着されていた。
巨大精霊に無闇に危害を加えれば宗教問題に発展する可能性もあり
中央図書館はどう対処するか、決めあぐねていた。
しかしその間、未知の巨大精霊を前に街は大混乱に…。<Amazon紹介文>