3.「気を締める」とは

いよいよ、心のエネルギーを爆発させるための仕上げ「気を締める」です。
この「気を締める」は、気を溜め、練った心のエネルギーに「強気」を加えます。

強気になる方法をメンタルトレーニングでは「サイキングアップ」といいます。
テンションを上げるとドーパミン、ノルアドレナリンなどの脳内ホルモンを分泌します。そして戦闘モードをつくります。体育会系で言うところの「締まっていけ!」「気合をいれろ!」です。
いくら、溜めて、練っても締めるができていないと、そのエネルギーは不発に終わります。

締める方法としては、従来のメンタルトレーニングの大道では「ロッキーのテーマ」などを聴いて、気分を上げて行く。アスリートの方が試合前に集中するために音楽を聴く場面をみかけるとおもいます。

サイキングアップの方法は、ネットでも紹介されています。

ここでは、ブレイン&メンタルトレーニングで行う「ガッツ脳」の作り方を紹介します。
直前まで強気でいたのに、試合やプレゼンが始まっていくうちに弱気になったり、ピンチになったときに使います。「ガッツ脳」になるには、言葉・動作・イメージの3つを使います。

言葉:やるぞ/絶好調
動作・表情:笑顔/ガッツポーズ
イメージ:成功してよろこんでいる/勝ってみんなで喜んでいる など
 
この3つをまとめて、強気の思いを脳にアンカリングします。自分が使う言葉、動作・表情、イメージを3つまとめて、1日5回以上繰り返して脳へ落とし込んでください。脳への入力が強力されることで、緊張であたまが真っ白になっても、ピンチがきても、そのポーズをすることで、ガッツ脳になり果敢に挑戦していけるようになります。

「気」を、溜める・練る・締める この3つを行い本番で心のエネルギーを爆発させましょう。