サッカーW杯で日本代表の活躍を目の当たりにしていくうちに
ヤフーのアンケートを見ても今夜のクロアチアに「勝てる」と思う人が7割。
ドイツ、スペイン戦は6割が「負ける」と答えてました。
イケるかもしれない…と予感させると、「勝てる(かも)」と思えるのも興味深いですね。

昨日、クライアントさんから、スペインやクロアチアに「勝てる」という人と、「実力を見ろ!勝てるなんていえるわけがない」という人がいる。
「勝つ」と思えた方がいいが、実際はそう思えない。
しかし、日本代表選手からは「勝つ」という思いが感じられる。本当にそう思っているんだろうか?
「勝つ」と思えることに、どんな意味があるのか? と聞かれました。

私たちの「勝てる」と思っている気持ちと、トップ選手の「勝てる」と思っている気持ちは質が違います。ただ、勝つと思っているのではなく、「勝てる」と信じている、信じきれているのが、トップアスリートです。
信じきれていても、スポーツは勝敗が必ず決まる非情な戦いです。
それでも「勝てる」と信じきって闘わなければ、奇跡と言われる現象も起きません。また、番狂わせがあるのもスポーツの世界です。

「勝てると信じる」というのは心理学の気持ちの問題以上に、最高のパフォーマンスをするため、脳に指示をだすために「信じる」ことが重要なんです。
口先で勝つと信じている…と言っても、自分の脳は、本心を知っています。
本当に信じてこそ、勝つための方法を左脳がフル回転で考えます。
最適な脳内ホルモンを分泌させます。
例えば、ピンチになったときに「負けるかも」と思っている脳と「なんのこれしき、勝つのは自分だ」と思っている脳では、行動が変わってきますよね。
これを無意識に思い、行うことが重要なんです。

「出きると思えば出来る、出来ないと思えば出来ない」という言葉を聞いたことがあるかたも、多いと思いますが、心理面もありますが、最終的に脳の働きに関係があるのです。

私たちも同じ脳の仕組みですから、達成したい目標があるなら
「出来ると信じきる」これが目標達成には必要な要素です。