私たちは、自分の”意識”で行動をしていると思ってますが、意識の部分は脳の活動のごく一部です。
心臓を動かしたり、呼吸をしたり、これも無意識のうちに脳が活動しています。
話をしながら、次の話を考えながら、歩いたり、お茶を飲んだり、座ったり、ドアをあけたりしてますよね。

このように、無意識に行動できるのは、右脳にその行動が潜在意識に落とし込まれているからです。
歩くイメージができているので、勝手に歩けますし、お茶を飲むにも、こぼれないように、熱くないように、机に置くときの力加減。脳内ではお茶を飲むイメージができているので、身体が動くんです。

「イメージ通りに人は動く」

仕事でも、上手くいくイメージが出来たときは、上手く行ってるはずです。
役者さんも、舞台で自分がうまく行ってる姿がイメージできるとうまく行き、モヤッとしてるとやっぱり上手く行かないと話してるのを聞いたことがあります。

逆に「やっぱり失敗した」って、経験ありませんか?
この「やっぱり」、失敗することをイメージしたからです。

「イメージ通りに人は動く」

脳は現実とイメージを区別できない特徴があります。
夢でも、なりたい自分でも、イメージさえできれば、身体が勝手に動くんです。
このイメージを作り上げるために、メンタルトレーニングをするんですが、多くの方は、まず、ここに来るまでに時間がかかるんです。アスリートはここの反応も早いですよ。

本気で「必要だ」という意識をしっかり持たないと、脳は変化を嫌うので「やらない理由をたくさん出してくる」からです。

少しでも「変わりたい」と思ったら、まずは意識で「やる」と決めることです。