【気付き】
意味や解説、類語。それまで見落としていたことや問題点に気づくこと。

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ビジネスパーソンであれば、研修、セミナー、講習のあと「気づきを書いてください」「気づきを発表してください」って、言われた経験多いと思います。

適当に書いてませんでしたか?(笑)
私は「提出すればいいんでしょ」な感じて書いていた時もありました。

しかし、今になってみると、この「気付き」がどれだけ大切だったか知らずに
適当に書いていたことが、我ながら残念ではあります。

実は、この「気付き」
講習やセミナーの中身以上に、個人の成長には必要なことだったんです。

気付きの脳の仕組みを簡単に説明します。

「あっ、そうだったのか」、「あ~」と、気が付く瞬間。

それが「アハ体験!」」

 「アハ!」体験を生み出す脳のメカニズムは、「一発学習」とも呼ばれる。一度気付けば、もう二度と忘れることがないので、「一発」で完結する「学習」だとされる。  一発学習に関する研究によると、「アハ!」と気付いた時、脳の中では0.1秒ほどの短い時間、神経細胞が一斉に活動するらしい。この活動の結果、神経細胞の間の結合が強められ、一瞬で学習が完結するのである。

茂木健一郎 クオリア日記

一発学習だって。
神経細胞が一斉に活動するってすごいじゃない!!
その「気づき」を適当に流すなんてもったいない。

普段の生活でも、TVを観て、本を読んで、いろいろな場所に「気づき」は あります。「気づき」に出会ったら、すぐにアウトプット(書く、話す)をすることをお薦めします。

そして、それを行動に移していくことで、自己成長につながります。

「気付き」こそが『大人の勉強』なのではないかと思います。