10月の自殺者数が2153人(速報値)となり、昨年同月比で39.9%増(614人増)だったことが10日、警察庁の集計で分かった。
11月10日yahooニュース
コロナ禍で景気・雇用の問題で経済的な理由が多いのではないか…と思いますが。。
自殺者の9割は悩みを相談していないという統計があります。
相談するにしても、日本人は、切羽詰まってから、相談する人が多いようです。
「こんな小さなことで、時間をとってもらうのは申し訳ない」など、気を使ってしまう。
特に切羽つまっても相談できない理由は
「人に言えない」というバリアーブロックがあって、このバリアーを外ずすことが、なかなかできないんです。
この「人に言えない」バリアーを外すには、とても勇気が必要です。
また、一人で悩んでいるうちに「視野狭窄」になってしまい、「もうだめだ」と思ってしまうとそれ以外の視点がまったく働かなくなってしまいます。
どのように対策をしたら良いかと言うと、まず、悩みがあれば、悩みが小さい内に相談を日頃からするようにすればいいんです。
昔、学生時代、友人に「美術の宿題(絵)が上手く出来なかったから、直してもらえないか?」と頼まれましたが、友人が頑張ったのはわかります。しかし「もう手の施しようがない程の状態で頼まれても…(汗)」「早目に言ってくれれば、ラクに修正できたのに…」と、相談も同じです。
相談内容が小さい時の方が、沢山の選択肢があります。
また、相談されるほうも、重荷にはなりませんから、気楽に聞いてもらえます。
人に話すとスッキリしたり、解決策が浮かんできます。
また、市区町村の相談窓口や電話もあります。
悩みの内容によっては親しい友人限定のものもあるかもしれませんが、人に話す勇気をもってください。
悩みは、解決方法が分からないと、だんだん不安になっていき、その不安が大きくなればなるほど、最悪、メンタルに支障をきたすことにもなります。
悩みは解決方法が分かれば安心できるので、そこで、その悩みは終わりです。
日頃から、相談するクセをつけてくださいね。